流産判明…

妻が妊娠していたのですが、残念ながら流産が分かりました。正直、年齢もそれなりのため流産自体の可能性があることは想定してました。

私自身は、妊娠についての実感があまりなかったので、流産を知らされた時もすぐに気持ちが追いつかず、どう対応すべきか分からない状態でした。それでも妻が落ち込んでいる姿を見て、何かできることはないかと考えました。調べてみると、流産の多くは遺伝子の異常が原因であることが分かり、誰のせいでもないのだと理解しました。赤ちゃん自身が「生まれるのは難しい」と判断して亡くなってしまったのだと考えると、少し気持ちが楽になりました。

妊娠が分かってから流産までの1ヶ月ほどの間は、部屋の配置を考えたり、出産予定日から生活のプランを立てたりと、いろいろ準備をしていたので、いざ流産が分かると、それまでの思考が一旦リセットされる感覚でした。この短期間で大きな変化を経験することが、心に与える影響は想像以上に大きかったです。

一方で、この出来事を通じて、命が生まれることがいかに奇跡的で、簡単なことではないかを改めて感じました。まだ子どもを諦める時期ではないと思いますし、また挑戦していきたいと前向きに考えています。ただ、妻がどれほどつらかったかを考えると、言葉選びが難しく、「次、頑張ろう」と簡単に言うのも少し違う気がします。今回のことを受け入れつつ、次のステップに進むには時間が必要だと思っています。

流産の原因については、自分たちではどうにもできないことが多いと分かっていますし、年齢の問題もありますが、それを責めたり気にしすぎたりしても意味がないと考えています。大切なのは、今後どう向き合っていくかだと思います。時間が解決してくれる部分もありますが、少しずつ気持ちを整理しながら進んでいければと思っています。

最後に、今回の経験を通して、妊娠や出産がいかに大変なものであるか、そしてそれに関わるすべての人々がどれだけ偉大なことをしているのかを強く感じました。自分たちのペースで、また新しい命を迎える準備をしていきたいと思います。

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